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黒木和雄監督七回忌上映会②「紙屋悦子の青春」


黒木和雄監督七回忌上映会②
「紙屋悦子の青春」
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<開催期日>
4月15日(日)

<上映作品>
「紙屋悦子の青春」(2006年 監督・脚色黒木和雄 原作松田正隆 撮影川上皓市 出演原田知世 永瀬正敏)

<ストーリー>
昭和20年の春、鹿児島の片田舎。両親を失ったばかりの紙屋悦子は、優しい兄夫婦と3人で慎ましい毎日を送っていた。そんな彼女が秘かに想いを寄せていたのは、兄の後輩で海軍航空隊に所属する明石少尉だった。ところが悦子に別の男性との縁談が持ち上がる。相手は明石の親友、永与少尉だった。それは明石自身も望んでいることだと聞かされ、深く傷つく悦子だったが…。
公式HP http://www.pal-ep.com/kamietsu/

<イントロダクション>
数々の名作・傑作を残し、2006年にこの世を去った日本映画史にその名を残す巨匠黒木和雄監督
ザ・グリソムギャングでは黒木監督の七回忌に合せ代表作2本を上映、ゆかりの方々をお招きし、その偉業を語り伝えたいと思います。
2本目は遺作となった
「紙屋悦子の青春」を上映します。
黒木監督は「浪人街」(1990)から10年のブランクを経て、2000年に「スリ」で復活した後、「美しい夏キリシマ」(2002)、「父と暮せば」(2004)と戦争をテーマにした秀作を立て続けに発表、映画監督として第2の絶頂期を迎えたさなかに本作を完成させましたが、公開を待たずして帰らぬ人となりました。
低予算ながら、円熟の話術で一人の女性の生き様を通じ戦争の儚さを謳い上げた本作は、黒木監督の晩年の代表作と呼ぶに相応しい完成度を誇っています。

上映後のトークショーでは、本作の原作者で、黒木監督とは「美しい夏 キリシマ」の脚本でもご一緒に仕事をされた劇作家の松田正隆さんと、「スリ」以来の黒木監督作品となった撮影監督の川上皓市さんをお招きし、黒木監督との思い出、本作への熱い思いを、質疑応答時間も含め2時間たっぷりとお話いただきます。
お見逃しなく!


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黒木和雄監督プロフィール
1930年、三重県松阪市出身。兵庫県神戸市、宮崎県飯野町(現えびの市)を経て、5歳のときに父の仕事先満州に家族と渡り、少年時代は満州で育つ。1942年日本に戻り、中学から祖父母の住む宮崎県えびの市で育った。高校時代の恩師の勧めで同志社大学に進学。卒業後、岩波映画製作所へ入社。1958年の『東芝の電気車輛』で監督デビュー。その後も主にPR映画を監督するが、火力発電所の宣伝映画でありながら前衛的な表現に訴えた『海壁』(1959年)や『ルポルタージュ 炎』(1960年)、アラン・レネ監督の影響を受けた北海道のPR映画『わが愛 北海道』が異色のドキュメンタリーとして注目される。土本典昭、小川紳介たち岩波映画製作所周辺の若手映画人たちと交遊し、そのリーダー格であった。
1962年に退社してフリーとなり、東京オリンピック前の君原健二を追った『あるマラソンランナーの記録』(1964年)を監督するが、製作の東京シネマ首脳部と対立してPR映画という枠組み自体に限界を感じたため、以降は当初からの望みであった劇映画の世界を目指す。1966年の初の劇映画『とべない沈黙』は、東宝で制作したが、その前衛的な作風のため公開中止となり、ATGの配給で公開された。以降、ATGを製作基盤として精力的に作品を発表し、1970年代半ばの『竜馬暗殺』や『祭りの準備』は迸る青春群像を描き、熱狂的なファンを生んだ。1976年、芸術選奨新人賞受賞。1984年より文化庁新進芸術家在外研修員として海外留学。その後1988年に原爆を主題とした力作『TOMORROW 明日』を発表し芸術選奨文部大臣賞を受賞するものの、1990年代は勢いが失われた。しかし21世紀に入って『美しい夏キリシマ』『父と暮せば』などの傑作を連打、日本映画を代表する巨匠と目されるようになった矢先の2006年4月12日、脳梗塞のため死去。享年75。同年8月12日に商業公開を控えた『紙屋悦子の青春』が遺作となった。戦前の名監督、山中貞雄を描く映画を長年にわたって構想していたが、ついに実現しなかった。
ザ・グリソムギャングでは過去2回特集上映を開催している(含む追悼上映会)。


<ゲストプロフィール>
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松田正隆(まつだ まさたか)
1962年、長崎県出身。
1990年、劇団「時空劇場」を設立し、作・演出を手掛ける。
代表作は『紙屋悦子の青春』『どん底』『蜻蛉』『坂の上の家』『海と日傘』『月の岬』など。
1997年に同劇団を解散、その後フリーの劇作家として活躍している。
2004年には平田オリザ(演出)と組んで『天の煙』の劇作を担当。
舞台戯曲の他、黒木和雄監督作品『美しい夏キリシマ』にて映画脚本を手がけ、『紙屋悦子の青春』は原作として映画化されている。
また2003年より、京都を拠点とする演劇カンパニー「マレビトの会」を結成し、再び演出も担当するようになった。
「マレビトの会」の代表作に『島式振動器官』『王女A』『パライゾノート』『アウトダフェ』『クリプトグラフ』『声紋都市ー父への手紙』『PARK CITY』など。『アウトダフェ』が国外で英語上演、『クリプトグラフ』をエジプト、中国、インドで上演するなど、その活動は海外にも広がる。
2009年、文化庁新進芸術家在外研修員としてイスラエルに留学。
京都造形芸術大学客員教授を務める。


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川上皓市(かわかみ こういち)
1971年、小川紳介監督の「三里塚の冬」に撮影助手として参加。
1978年、東陽一監督の「サード」で撮影監督デビュー。CFのカメラも手がける。
フィルム撮影にこだわる根っからの映画カメラマンで、代表作は黒木和雄監督の「スリ」(2000)、「紙屋悦子の青春」(2006)、日向寺太郎監督のデビュー作「誰がために」(2005)など多数。
現在、日向寺太郎監督の新作に取り組んでいる。
日本映画大学教授。


<タイムテーブル>
15時~「紙屋悦子の青春」上映
17時~休憩
17時10分~トークショー 
ゲスト 松田正隆さん(原作者)、
川上皓市撮影監督
19時頃終演予定
※終演後、ゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)


<チャージ>
前売予約3000円 当日3500円) 日本映画大学生・日本映画学校生1000円(要学生証提示)
懇親会費4000円(飲み放題付)


■予約について
※ご予約はメールでのみ承ります。
cineka2@yahoo.co.jp
「紙屋予約」と題し、お名前・参加人数・懇親会参加の有無・連絡先を明記の上、お申し込み下さい。
折り返し予約確認メールを差し上げます。
2,3日中に予約確認メールが届かない場合は店舗までご連絡ください。
なお、Gメールでのご予約は受け付けかねる場合がございますので、恐れ入りますが別のアドレスをご利用ください。
また、最近予約後のキャンセルが急増しております。
キャンセル自体は承りますが、次回以降の予約に関しては補助席扱い、あるいは予約をお断りする場合もございます。
当日キャンセルにつきましては、次回以降の予約を一切受け付けませんので予めご了承くださるようお願い申し上げます。
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ザ・グリソムギャング支配人

Author:ザ・グリソムギャング支配人
座席数21の手作りミニシアター「ザ・グリソムギャング」の上映予定です。

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